うみどりーむの街氷見 富山県氷見漁業協同組合
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●氷見の漁業
漁の様子 氷見市は、日本海の中央部能登半島に抱かれた富山湾の北西部に位置し、海の向こうには3,000m級の北アルプス立山連峰が一望できる漁業の町である。
 富山湾は漁業資源の宝庫であり、日本海側最大の外洋性の湾を有し、湾の中心部付近の水深は1,000mを超える海底谷「あいがめ」があり、東進する対馬暖流と日本海固有の冷水が沿岸まで迫る一方、氷見沖合は、比較的大陸棚が沿岸より5km沖合まで発達し、水産資源が豊富で好漁場が形成され、古くから定置網漁業を中心に八艘張漁業・刺網漁業等の沿岸漁業が営まれ、四季を通じて豊かな海の幸に恵まれてきました。
 氷見沖で漁獲される魚は、日本海を春から夏にかけて北上し、秋から冬にかけて南下する回遊魚を主体に旬の味を満載したキトキトな氷見の魚として特に「氷見鰤」「氷見鰯」は全国にその名が知られております。
 さて、富山湾最大の氷見漁協は、昭和63年6月に地元7漁協と市場を開設していた氷見販売漁業協同組合連合会が合併し、氷見漁港の整備と各施設の機能の向上に努めた結果、氷見漁港への水揚は地元定置網漁業を始め広く富山湾一円に及び年間取扱高は漁獲量にして約15,000t、漁獲金額60億円前後となり、日本海有数の生産流通の拠点として栄えています。 夕暮れ