キトキトな魚と豊かな海づくりを目指す 富山県 氷見漁業協同組合

JF氷見 HOME

2010年12月 ブリ 氷見魚市場の冬を代表するのが日本海の王者『寒ブリ』です!! ブリは夏に北上し冬になると南下する回遊魚で、氷見では産卵前の脂ののったブリが漁獲され、今年も11月中旬頃から揚がり始め市場は活気づいています。また、成長とともに呼び名が変わる出生魚としても知られ、縁起のいい魚として氷見ではお正月にかかせない食材でもあります。11月下旬から12月中旬にかけて低気圧が通過し雷が鳴り響いた次の日はブリがとれるといわれています。このことを氷見では『ブリ起こし』といい、大漁になるように祈っています。脂ののった寒ブリは刺身や焼き物、ブリ大根などで食べると最高においしいです。最近ではブリしゃぶもヘルシーでサッパリいただけると女性を中心に大人気です。みなさん是非食べてみてください!!!

このページのTOPに戻る

2011年1月 寒サバ 氷見魚市場では12月上旬からサバが揚がり始めました。冬に揚がるサバは『寒サバ』といい1年の中でもっともおいしいです。寒サバは脂がのっているため、刺身や〆サバ、味噌煮、塩焼きなどで食べるとおいしいです。また、ブリとともにかぶら寿司の材料にも使われています。かぶら寿司は富山の冬には欠かせない食材で、寒い冬の保存食として親しまれています。是非一度食べてみてください。これから寒い日が続きますので豊漁に期待したいです。

このページのTOPに戻る

2011年2月 アンコウ 氷見魚市場では1月上旬から底刺網漁や定置網漁によるアンコウの水揚げが増えてきています。氷見市沿岸の底刺網漁業では冬季でもほぼ毎日揚網可能な海況であるため海深150m~200m付近で刺したアンコウを海水冷却装置を装備した漁船で活魚として水揚げすることができます。そのため身肉はもちろん内臓もおいしく食べることが出来ます。また、食材としては捨てる部位が少ないのも魅力の一つで、七つ道具『身肉 皮 胃(水袋)肝臓(キモ)卵巣(ヌノ)えらトモ(ヒレ)』と呼ばれています。冬季(12月から2月下旬)に漁獲されるアンコウは身のしまりが抜群に良く肝は肥えていて鍋や唐揚げ、酢の物等で食べると最高においしいですし、身はさっぱりしていて低カロリーなので、どんどん箸が進みます。さらにプルプルした皮にはコラーゲンがたっぷり含まれているため、美肌効果アリかも。見た目が少々グロテスクなのと魚体にぬめりが多いため調理は簡単ではありませんが、厳しい寒さが続くこの時期に食べるアンコウ鍋はそんな苦労も軽く吹き飛ぶおいしさなので皆さん是非、魚屋さんに一尾まるごと注文してチャレンジしてみて下さい。

このページのTOPに戻る

2011年3月 ヤリイカ 活ヤリ 氷見魚市場で2月といえばスルメイカですが、『ヤリイカ』も少量ではありますが揚がっています。この時季の小型定置に入網するヤリイカは産卵のため子持ちが多く、一般的に刺身で食べると最高においしいです。小型定置の漁師さんはヤリイカを活かして市場に運んできます。活きたヤリイカは慎重にタモですくい活かします。繊細なので手で触れたりすると死んだりするので活きたヤリイカは非常に少なく価値が高いです。見た目は透明感があってすごく綺麗で、見惚れます。活きたヤリイカはなかなか出回りませんが飲食店で見かけた時には是非食べてみて下さい。本当に最高です
COPYRIGHT(C) 2001 HIMI FISHERMAN'S COOPERATIVE ASSOCIATION, TOYAMA, JAPAN